眼鏡屋店主の「旅や山のこと」


晴れじゃなかったのー?
「 穂高岳に行きたいな。日帰りで登れるのは、西穂か前穂だよな~ 」と、白山の大汝峰から飽きることなく北アルプスを眺めていたのは梅雨の貴重な晴れ間でした。
この快晴の登山日和から一ヶ月後、前穂高岳に行こう! と深夜、車を走らせていると 時折雨粒がパラパラ、ヤな予感。 駐車場からシャトルバスに乗り、 登山口の上高地に着いたのは早朝。空は…真っ白。なんで~天気予報は晴れだったのに!ここまで来たのに!と 愚痴っても仕方がなく、どうしよう?「岩稜の山なので風や雨が怖いし、視界も悪いだろうし、達成感だけで登ってもなぁ~」残念だけど前穂高岳は諦め、涸沢カールに行くことに。
4時間程歩き涸沢カールに到着。穂高の山々を眺めるのにとっても良い所なのですが… ええわかっていましたよ!予想通りガスで真っ白。カール周辺を散策などしていると、穂高連峰がうっすらと見え、かっこいいな~去年歩いた稜線だな~と物思いにふけっていると昼過ぎてる。最終のバスに乗り遅れると大変なので下山。 駐車場に戻ってきたのは夕方。 空を見上げると…夕焼け?ではなく、微妙な空。でもいいのだ!こんな天気だったけど穂高連峰を少しでも眺めることができたし、楽しかったから。
